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慢性好中球性白血病 (CNL)
 ☆慢性好中球性白血病(CNL)
CNLはまれな骨髄増殖性疾患であり、末梢血の好中球増加、好中球系細胞の増加による骨髄過形成および肝脾腫大を特徴とする。PhまたはBCR-ABL融合遺伝子を認めないことが診断の条件...
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 ☆慢性好中球性白血病(CNL)
CNLはまれな骨髄増殖性疾患であり、末梢血の好中球増加、好中球系細胞の増加による骨髄過形成および肝脾腫大を特徴とする。PhまたはBCR-ABL融合遺伝子を認めないことが診断の条件になる。除外すべき疾患として反応性好中球増加や他の骨髄増殖性疾患である。診断基準として以下がある。
①白血球増加(25,000/μl以上)に伴う好中球の増加(80%以上)
②生検で過形成骨髄(芽球は5%以下で好中球性顆粒球の優位)
③肝脾腫 ④生理的好中球の増加なし(感染症・炎症なし)、基礎疾患と
 して腫瘍、クローン性の骨髄系腫瘍がない
⑤Ph/BCR-ABL融合遺伝子を認めない ⑥PDGFRA,PDGFRB,FGFR1の再構成
 認めない ⑦他の骨髄増殖性腫瘍を認めない など。
     
(文献:大屋敷一馬;WHO分類第4版による解説書.中外医学社.2009)
(たたむ)
DATA
画像数 5
性別
年齢 75-79
症例の種類 -