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成熟T細胞性ならびにNK細胞腫瘍
 成熟T細胞性ならびにNK細胞腫瘍は世界的にみると非ホジキンリンパ腫の12%を占めるに過ぎないがアジア地域は比較的多く、本邦ではリンパ系腫瘍の23%を占める。なかでも成人T細胞白血病/リンパ腫が7.5%と最も...
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 成熟T細胞性ならびにNK細胞腫瘍は世界的にみると非ホジキンリンパ腫の12%を占めるに過ぎないがアジア地域は比較的多く、本邦ではリンパ系腫瘍の23%を占める。なかでも成人T細胞白血病/リンパ腫が7.5%と最も多く、末梢T細胞リンパ腫、非特定型が6.7%である。本邦ではHTLV-ⅠによるATLLの存在があり、アジア地域ではEBウイルスによって起こる鼻型NK/T細胞リンパ腫で、韓国、香港では全悪性リンパ腫の7~8%を占める。
[森茂郎監修、鈴宮淳司:新WHO分類による白血病・リンパ系腫瘍の病態学.中外医学社.2004]
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