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最未分化型急性骨髄性白血病 (AML-M0)
 ☆最未分化型急性骨髄性白血病(M0)
 形態学的に骨髄系の分化を認めない最も未分化なAMLで、FAB分類のM0に相当する病型である。芽球はアズール顆粒やアウエル小体を認めないtypeⅠ芽球が主体となる。表現型では...
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 ☆最未分化型急性骨髄性白血病(M0)
 形態学的に骨髄系の分化を認めない最も未分化なAMLで、FAB分類のM0に相当する病型である。芽球はアズール顆粒やアウエル小体を認めないtypeⅠ芽球が主体となる。表現型では骨髄系抗原(CD13,33,117)の陽性や電顕ミエロペルオキシダーゼ(E-MPO)染色の陽性が診断を裏付ける。
芽球はPO染色が陰性のため急性リンパ性白血病(ALL)はもとより、AMLの急性巨核芽球性白血病(AML-M7)や急性単球性白血病(AML-M5)との鑑別が重要になる。頻度はAMLの約5%を占め、その大半が成人に発症すると言われいる。染色体に特異性はないが、複雑核型、トリソミー13,8,4、モノソミー7などがみられる。
(たたむ)
DATA
画像数 8
性別
年齢 80-84
症例の種類 非典型例

DATA
画像数 6
性別
年齢 45-49
症例の種類 -