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転移性腺癌 Metastatic adenocarcinoma
骨髄転移は主として血行性であるため赤色髄を有する部位の転移が多く、脊椎骨、肋骨、胸骨、頭蓋、大腿骨などへの転移が知られている。 転移性悪性細胞のチエックポイ... (続きを読む) 転移性腺癌 Metastatic adenocarcinoma 骨髄転移は主として血行性であるため赤色髄を有する部位の転移が多く、脊椎骨、肋骨、胸骨、頭蓋、大腿骨などへの転移が知られている。 転移性悪性細胞のチエックポイントは以下のごとくである。 ①患者情報を把握する。 ②弱拡大による辺縁部のスクリーニングから始める。 ③大型細胞のみならず小型細胞にも注目する。 ④集塊状の細胞に注目する。孤立性散在性にも注目する。 ⑤円形~奇妙な形状の細胞、無核のものにも注意する。 ⑥免疫染色を有効に利用する。 腺癌のなかには細胞質に粘液を充満させ、印鑑細胞状となって出現するものがある。印環細胞型で出現する腺癌は消化器癌に多く、骨髄転移の多くは胃癌からなる。消化器原発は粘液に対しPAS染色に陽性の場合が多く、肺癌の場合は陽性度は低いとされる。 [阿南ら:形態からせまる血液疾患.近代出版.1999] (たたむ) ![]() ![]() ![]() ■症例詳細データ
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