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未分化大細胞型リンパ腫 (ALCL)
未分化大細胞型リンパ腫は、T細胞リンパ腫で、ホジキンリンパ腫(HL)と同様にCD30(tumor necrosis factor receptor:TNFRファミリーに属する膜型レセプター蛋白質)の過剰発現を特徴とする。形態学的には、大型...
(続きを読む) 未分化大細胞型リンパ腫は、T細胞リンパ腫で、ホジキンリンパ腫(HL)と同様にCD30(tumor necrosis factor receptor:TNFRファミリーに属する膜型レセプター蛋白質)の過剰発現を特徴とする。形態学的には、大型細胞で馬蹄形や小型細胞では核形不整などがみられる。 HLとの鑑別には、t(2;5)(p23;q35)の核型異常を認めることである。 これは2番染色体上のanaplastic lymphoma kinase(ALK)と5番染色体上のnucleophosminからなるキメラ蛋白質が証明される。 従ってNPM-ALK(nucleophosmin-Anaplastic lymphoma kinase)が本腫瘍の原因とされる[Shiota M. et al.1994]が、異なる転座がALK遺伝子とキメラ蛋白を形成するという報告もある[Nakamura S.et al]。 (たたむ) ![]()
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