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瀰漫性B大細胞型リンパ腫(DLBCL)の組織形態から①centroblastic,
②immunoblastic、③anaplasticに、浸潤形態から④T-cell/histiocyte richの規定を設けている。 ①は中型~大型類円形空胞状の核、核膜に付着する2... (続きを読む) 瀰漫性B大細胞型リンパ腫(DLBCL)の組織形態から①centroblastic, ②immunoblastic、③anaplasticに、浸潤形態から④T-cell/histiocyte richの規定を設けている。 ①は中型~大型類円形空胞状の核、核膜に付着する2~4個の核、少量の細胞質を有する。②は大型類円形空胞状の核の中心に1つの核小体を有し、中等度の好塩基性の細胞質をもつ免疫芽球が90%以上占める。③は異型の強い巨核細胞や多核細胞を認める。④は腫瘍性の大型B細胞が極端に少ないものをいい、腫瘍細胞も多くなく、小型B細胞がほとんどみられないものを指す。 本例は、骨髄のリンパ系細胞が表現型からB細胞を支持するものであった。 リンパ節生検では増殖するリンパ腫細胞は大細胞型で、核形不整が強く、核小体が明瞭であり、免疫染色にてCD20が陽性などの所見より瀰漫性B大細胞型リンパ腫と診断された。 (たたむ) ![]() ![]() ![]() ■症例詳細データ
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