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若年性骨髄単球性白血病(CMML)はWHO分類では骨髄異形成/骨髄増殖性疾患の範疇とされる。顆粒球系と単球系細胞の増殖を基本とする小児クローン性疾患である。赤芽球系と巨核球系異常もみられ多血球系に分化可...
(続きを読む) 若年性骨髄単球性白血病(CMML)はWHO分類では骨髄異形成/骨髄増殖性疾患の範疇とされる。顆粒球系と単球系細胞の増殖を基本とする小児クローン性疾患である。赤芽球系と巨核球系異常もみられ多血球系に分化可能な骨髄系幹細胞を起源とする証拠とみなされている。 [診断基準] ①末梢単球数>1,000/μl ②芽球<20%(末梢血・骨髄) ③HbFが年齢に比較して増加 ④未熟顆粒球の末梢血出現 ⑤白血球数>10,000/μl ⑥クローン性染色体異常(モノソミー7) ⑦骨髄幹細胞のGM-CSFに対する感受性亢進(in vitroコロニー形成 法)⑧Ph染色体、BCR-ABL遺伝子を認めない 本例は白血球の著増(WBC52,800/μl)と末梢単球数の増加(11,088/μl)、さらに骨髄にてGM-CSFに対する感受性が亢進していることよりJMMLと診断された。 (たたむ) ![]() ![]() ![]() ■症例詳細データ
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