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CMLの新しい分子標的療法
-imatinib mesilate(旧名STI571、商品名Glivecグリベック)- 本品はDrukerら(1996)によって開発されたBCR-ABL特異的チロシンキナーゼ阻害剤である。imatinibは2-phenyl-aminopyrim... (続きを読む) CMLの新しい分子標的療法 -imatinib mesilate(旧名STI571、商品名Glivecグリベック)- 本品はDrukerら(1996)によって開発されたBCR-ABL特異的チロシンキナーゼ阻害剤である。imatinibは2-phenyl-aminopyrimidine誘導体であり、BCR-ABL以外にはABL,platelet-derived growth factor receptor(PDGFR),c-Kit,Argのチロシンキナーゼ阻害剤である。 本例は、末梢血では芽球を伴わない幼若顆粒球、好塩基球の増加(10%)や単球の増加(3,348/μl)が所見で、骨髄では、顆粒球系の成熟段階への優位で、赤芽球の抑制をみた。単球系は末梢血ほどの増加は見られなかった。末梢血のNAP染色の低値(陽性率13%)やPh染色体、BCR-ABL遺伝子異常を認めたことよりCMLの慢性期と診断された。 (たたむ) ![]() ![]() ![]() ■症例詳細データ
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