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肥満細胞腫
肥満細胞症(mastocytosis)は以下の4つに分けられる。(1)皮膚肥満細胞症(cutaneous mastocytosis),(2)全身性肥満細胞症(systemic mastocytosis),(3)肥満細胞白血病(mast cell leukemia/sarcoma),(4...
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肥満細胞症(mastocytosis)は以下の4つに分けられる。(1)皮膚肥満細胞症(cutaneous mastocytosis),(2)全身性肥満細胞症(systemic mastocytosis),(3)肥満細胞白血病(mast cell leukemia/sarcoma),(4)皮膚以外の肥満細胞腫(extracutaneous mastocytoma)。
希少例であるため、鎌田が記載した症例(白血病診断図譜詳解.2004)を紹介する。
骨髄にて肥満細胞が23%、顆粒はトルイジン青染色に陽性、血清IgE 1200μ/ml(正常150~400μ/ml)と高値、ヒスタミン蛍光染色陽性、マーカー染色体を含む複雑核型異常を示した症例を報告している。文献ではC-KIT遺伝子の点突然変異(コドン816でのValがAspに変異)が報告されている。
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