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Meloら(1987)は、異型例を含むB-CLLおよびB-PLLの合計300症例について、臨床的諸パラメーターと末梢血中のprolymphocyteの%値との相関関係を統計学的に検討した結果、10%と55%の2つが診断的に決定的な%であ...
(続きを読む) Meloら(1987)は、異型例を含むB-CLLおよびB-PLLの合計300症例について、臨床的諸パラメーターと末梢血中のprolymphocyteの%値との相関関係を統計学的に検討した結果、10%と55%の2つが診断的に決定的な%であることを明らかにした。そして、prolymphocyteが10%以下であればCLL、55%であればPLLであり、その中間の10~55%であれば、CLL/PLの 便宜的に命名される中間的疾患群であると結論している。 本例は、末梢血でCLLを思わせる小リンパ球(66%)と前リンパ球(22%)の混在がみられ、表現型ではCLLを強調するものであった。二つの混在からMeloら(1978)のいうCLL/PLか、Ennoら(1979)のいうCLLからPLへの移行と診断された。 (たたむ) ■症例詳細データ
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