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症例提示(所在地,施設名等): 東京都・ 国立がんセンター中央病院と九州がんセンターの共同作成
症例登録日 2001/01/23
画像数 17
性別 男性
年齢 -

画像ID:2183
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[ 画像ID:2183 ]
典型的なひだの棍棒状腫大を示したIIc型早期胃癌のX線像  腹臥位による胃の二重造影像で、胃の前庭部の前壁を主体に描出した写真です。前庭部の前壁で小弯寄りに、大きさは18x12mm大の浅い陥凹性病変が認められます。陥凹の形のみならず陥凹の辺縁も不整で、陥凹の内部には、2つに別れた粘膜遺残が認められます。またこの陥凹に向かって、7~8本の粘膜ひだが集中しています。その先端には不整中断(a)と棍棒状の太まり(b)が認められます。粘膜ひだの突然の中断と棍棒状の腫大は、表面陥凹型(IIc型)の早期胃癌において、よくみられる悪性所見の一つです。

■詳細データ
疾患(病理主体)の分類悪性上皮性腫瘍/腺癌
部位(臓器別)胃(部位)/前庭
検査方法X-P
腫瘍の肉眼分類0型(表在型)/IIc型(IIc)
病変の最大径(ミリ)15〜19
腫瘍の深達度sm
多発腫瘍(同一臓器)
多重腫瘍(他臓器)



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