小結節状隆起の集簇を示した表在型の早期胃悪性リンパ腫 症例提示(所在地,施設名等): 東京都・ 国立がんセンター中央病院と九州がんセンターの共同作成

症例登録日 2001/02/27 画像数 34 性別 女性 年齢 -

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小結節状隆起の集簇を示した表在型の早期胃悪性リンパ腫の切除標本(マクロ) 　胃の切除標本の新鮮肉眼所見です。胃の前庭部、胃角部、胃体部の小弯を中心に、前壁と後壁におよぶ範囲で、白色化した粘膜面が認められます。この病変は1つの領域をもち、形が不整形の平坦な表在型の病変です。しかし、その辺縁をみると、早期胃癌で特徴的な蚕食像は認められません。また、この病変と境をなす粘膜ひだにも、癌に特有な不整中断、棍棒状腫大、ペン先状やせ、などの所見は認められません。

■詳細データ

疾患(病理主体)の分類	悪性リンパ系腫瘍/悪性リンパ腫
部位(臓器別)	胃(部位)/2つ以上
検査方法	マクロ
腫瘍の肉眼分類	0型(表在型)/IIb型(IIb+IIa)
病変の最大径(ミリ)	40以上
腫瘍の深達度	sm
多発腫瘍(同一臓器)	無
多重腫瘍(他臓器)	無