潰瘍限局型の胃癌に類似した形態を示した進行胃悪性リンパ腫 症例提示(所在地,施設名等): 東京都・ 国立がんセンター中央病院と九州がんセンターの共同作成

症例登録日 2001/03/19 画像数 32 性別 男性 年齢 -

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潰瘍限局型の胃癌に類似した形態を示した進行胃悪性リンパ腫の内視鏡像 　胃角から胃体部の小弯、および後壁を主体にみた内視鏡写真です。病変は小弯を中心に、大きな腫瘍を形成する病変が認められます。腫瘍の表面には、広い腫瘍性の潰瘍がみられ、出血や黄色調を帯びた白苔もみられます。腫瘍の辺縁をなす周堤の表面は、比較的なだらかで、正常粘膜でおおわれていて、bridging foldも認められます。これらの所見は粘膜下腫瘍でも、悪性リンパ腫でよくみられる所見です。

■詳細データ

疾患(病理主体)の分類	悪性リンパ系腫瘍/悪性リンパ腫
部位(臓器別)	胃(部位)/体部
検査方法	内視鏡
腫瘍の肉眼分類	2型(潰瘍限局型)/
病変の最大径(ミリ)	40以上
腫瘍の深達度	ss(a1)
多発腫瘍(同一臓器)	無
多重腫瘍(他臓器)	無