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背景色の変更 [ 画像ID:2439 ]肺癌の手術より1年半後に下血にて発見された転移性小腸腫瘍の切除例(57才,男性)の切除標本(マクロ) 空腸の切除標本の肉眼所見です。空腸に全周性の腫瘍性病変がみられます。潰瘍形成が主体の腫瘍です。原発性の小腸癌では、クレーター部は狭く比較的平滑であるのに、この例ではクレーター部は中が不均一で、辺縁も不整で一部では、深い潰瘍を形成しています。切除標本でも病変は、潰瘍が全周性に認められます。すなわち、原発性の小腸癌では、腸管の短軸方向に、短い範囲で狭小化の変化が著明です。しかし、この転移例では長い範囲にわたって、腸管の伸展性は良くて、狭窄の程度は軽度です。 ■詳細データ
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