肺癌の手術より1年半後に下血にて発見された転移性小腸腫瘍の切除例 症例提示(所在地,施設名等): 東京都・ 国立がんセンター中央病院と九州がんセンターの共同作成 TIC症例

症例登録日 2001/05/14 画像数 12 性別 男性 年齢 55-59

[ 画像ID:2447 ]
肺癌の手術より1年半後に下血にて発見された転移性小腸腫瘍の切除例(57才,男性)の病理組織像(ミクロ) 　小腸に転移した病変の病理組織像の強拡大写真です。腫瘍細胞は異型が強く、大型多角形で、敷石状に増殖しております。(id:2442~id:2444)に示した肺の原発巣と同様の組織像で、大細胞癌の転移と考えられます。

■詳細データ

疾患(病理主体)の分類	転移性腫瘍/
部位(臓器別)	小腸/空腸
検査方法	ミクロ
腫瘍の肉眼分類	2型(潰瘍限局型)/
病変の最大径(ミリ)	40以上
腫瘍の深達度	s(a)
多発腫瘍(同一臓器)	無
多重腫瘍(他臓器)	無