遺伝性非ポリポーシス大腸癌HNPCC (hereditary nonpolyposis colorectal cancer)のまとめ　(数例分) 症例提示(所在地,施設名等): 東京都・ 国立がんセンター中央病院と九州がんセンターの共同作成 TIC症例

症例登録日 2000/09/21 画像数 49 性別 - 年齢 -

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HNPCCにおける大腸癌の切除標本(固定)の肉眼所見 部位はS状結腸です。7.5センチx7.0センチのほぼ全周性の大きな大腸癌が認められます。腫瘍の中心部に陥凹を伴っておりますが、全体的には腫瘤型の進行大腸癌の所見です。表面は分葉状結節絨毛状を呈する部分が混在しております。HNPCCでは、通常の大腸癌と同様に左側の結腸が直腸に癌が多く発生します。

■詳細データ

疾患(病理主体)の分類	悪性上皮性腫瘍/腺癌
部位(臓器別)	大腸/直腸
検査方法	マクロ
腫瘍の肉眼分類	2型(潰瘍限局型)/
病変の最大径(ミリ)	40以上
腫瘍の深達度	ss(a1)
多発腫瘍(同一臓器)	有(異時性)