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![]() 炎症性ポリポーシス 大腸の広範囲にわたる慢性の潰瘍性疾患で、病期が消退期から治癒期によく見られます。潰瘍性大腸炎、Crohn病、腸結核などでよく認められます。炎症性ポリポーシスは、他のポリポーシスに比べ、形が楕円形、棍棒状、紐状などの不整形を呈することが多い傾向があります。また粘膜垂(mucosal tag)や粘膜橋(mucosal bridge)を形成することもあり、これらが集簇した場合はポリポーシスに類似した像を呈し、アメーバが治癒した状態でよく見られます。そのほか病変部にはハウストラの消失、腸管の短縮や変形、管腔の狭小化、辺縁の不整、バリウムの付着不良などの炎症性変化を伴うので、診断は容易す。一般的に見て、潰瘍性大腸炎に見られる炎症性ポリープは、形がいびつなものが多く、発赤調も強く認められます。これに対して、Crohn病では表面平滑で、丸味をおび発赤調も弱いのが特徴です。 ![]() |
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