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原発性皮膚CD30陽性T細胞リンパ増殖症
 未分化大細胞型リンパ腫anaplastic large cell lymphoma(ALCL)は
腫瘍細胞がanaplastic large cellでホジキン病類似の組織学的形態をとるリンパ腫に対して命名された。後にホジキン細胞を免疫原として作られた...
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 未分化大細胞型リンパ腫anaplastic large cell lymphoma(ALCL)は
腫瘍細胞がanaplastic large cellでホジキン病類似の組織学的形態をとるリンパ腫に対して命名された。後にホジキン細胞を免疫原として作られたKi-1抗体(抗CD30抗体)がALCLの腫瘍細胞とも反応することが見出されKi-1リンパ腫(CD30陽性リンパ腫)ともよばれるようになった。
皮膚原発のものは皮膚Ki-1リンパ腫cutaneous Ki-1lymphoma,primary
cutaneous CD30-positive lymphomaとよばれてきた。
WHO分類ではCD30-positive cutaneous large T-cell lymphomaと呼称されている。ここではanaplasticは特異的でないとされこの単語がはずされているが、anaplastic large cellはCD30と関連していることは事実である。臨床的に(1)皮膚未分化大細胞型リンパ腫,(2)リンパ腫様丘疹症,(3)ボーダーライン病変に分けられる。
[戸倉新樹ほか:新WHO分類の解説書.中外医学社.2004]
(たたむ)
DATA
画像数 4
性別
年齢 60-64
症例の種類 典型例