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本型は赤芽球系前駆細胞が増殖する病型でM6bとして分類される。
形態像は私見から一般に大型で、細胞質の好塩基性は強く、突起や空胞がみられ、核形不整や核小体が顕著なことが多い。ただ背景に成熟赤芽球の混... (続きを読む) 本型は赤芽球系前駆細胞が増殖する病型でM6bとして分類される。 形態像は私見から一般に大型で、細胞質の好塩基性は強く、突起や空胞がみられ、核形不整や核小体が顕著なことが多い。ただ背景に成熟赤芽球の混在を捉えれば意外と診断に結びつく可能性がある。 また細胞化学染色では、PAS染色に陽性の場合は顆粒状の陽性がみられる。ACP染色ではゴルジ野あたりに凝集塊状の陽性を呈する。 本例は骨髄に未熟~幼若赤芽球の単一性や多核のものがみられたことより純粋な赤芽球系の腫瘍を考えた。しかし、周囲には巨核球系の裸核を考慮すると血小板系の腫瘍(M7)は否定する必要があった。数少ない情報から 赤芽球に特異的とされるグルコホリンAが陽性よりAML-M6bと診断された。 (たたむ) ![]() ![]() ![]() ■症例詳細データ
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