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慢性骨髄性白血病の急性転化
 ☆慢性骨髄性白血病の急性転化
 慢性期治療への反応性の低下を呈し、進行性の全身症状を伴う状態を移行期と
される。さらに急性白血病様の病態となり最重症化した状態を急性転化といわれる。急性転化時の3グ...
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 ☆慢性骨髄性白血病の急性転化
 慢性期治療への反応性の低下を呈し、進行性の全身症状を伴う状態を移行期と
される。さらに急性白血病様の病態となり最重症化した状態を急性転化といわれる。急性転化時の3グループの診断基準を以下に示す。
[Specら.1984] 末梢血もしくは骨髄で芽球と前骨髄球が30%以上を示す。
[WHO.1999] 末梢血もしくは骨髄で芽球が20%以上を示す。
 髄外での芽球増殖、骨髄生検での芽球の巣状またはクラスター状増生を示す。
[喜多嶋.1990]
 1)慢性期の治療に抵抗性し、縮小傾向を欠くか急激に腫大する脾腫
 2)末梢血・骨髄の骨髄芽球が5%以上 3)末梢血・前骨髄球が20%以上
 4)付加的染色体異常 5)著明なリンパ節腫大、他の腫瑠形成
 (*上記3項目以上の条件を満たす時)
(たたむ)
DATA
画像数 13
性別
年齢 60-64
症例の種類 -