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症例提示(所在地,施設名等): 旭中央病院 (Dr. 吉田,村越)
症例登録日 2003/03/20
画像数 18
性別 男性
年齢 20-24
取得年代 1980-1984

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■症例詳細データ
病理学分類炎症性・潰瘍性疾患/消化管アミロイドーシス
性別男性
年齢20-24
主訴下血と発熱。
病歴発熱と下血にて当院を受診。入院精査するも原因不明のまま病状は軽快し退院となった。以後無症状であったが、3年後より1日2,3行の下痢が続くようになった。さらにその5ヶ月後より間欠的な上腹部痛が出現し、徐々に増悪したため、当院を受診。内服処方をされたが改善せず、発熱があり、食欲も低下したため再入院となった。
既往歴18歳時:左大腿骨骨髄炎手術。
19歳時:痔核手術。
家族歴特記すべきことなし。
一般検査データWBC:7900, RBC:458万, Hb:11.9, CRP:26.6, TP:5.5, ALB:2.6
経過IVH管理としていたが症状は増悪し、大腸の生検結果を待たずにプレドニンを開始した。一時症状の改善を認めたが、すぐに再増悪した。小腸造影検査で粘膜の不整と狭窄像を認めた。胃粘膜のコンゴーレッド染色でアミロイドーシス(AA)と診断された。プレドニンは減量中止し、IVH管理と対処療法で徐々に症状が改善し、3ヶ月後に退院となった。



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