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症例提示(所在地,施設名等): 岐阜県・ 岐阜大学医学部附属病院
症例登録日 2003/04/03
画像数 9
性別 女性
年齢 65-69

X-P
X-P
内視鏡
内視鏡
内視鏡
内視鏡
内視鏡
マクロ
マクロ

■症例詳細データ
病理学分類寄生虫疾患/回虫症
症例の種類典型例
性別女性
年齢65-69
主訴腹痛
病歴一ヶ月前より腹痛を自覚。食事とは関係なく、鈍痛で時に自覚する程度のものであった。注腸X線検査の読影時に脾彎曲部に幅3mm、長さ10cm程の紐状の陰影を認めた。検査時にこの陰影に気づかず、運動性があったか否かは不明であった。その形態から回虫症を疑い虫卵検査を行ったが陰性であった。大腸内視鏡検査を行い、脾彎曲部に運動性のある虫体を発見した。ポリペクトミー用のスネアーにて虫体の一部を絞扼し虫体を摘出した。寄生虫学的に雄の回虫と診断された。尚、患者は海外渡航歴なく、特に有機野菜、無農薬野菜を好んで食する習慣もない。
既往歴特記すべきことなし。
家族歴特記すべきことなし。
現症異常所見なし。
一般検査データ異常所見なし。



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