患者や家族のQOLの改善を目指して、自然の風景・風情をとりいれた「癒し・憩いの画像データベース」を公開中です。美しい花や自然の景観にリラックスしてください。
関連サイト
[九州がんセンター]
[国立がんセンター]
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症例提示(所在地,施設名等): 福岡県・ 九州がんセンター (Dr.岩下)
GI症例研究会
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症例登録日 |
2003/05/13 |
画像数 |
11 |
性別 |
女性 |
年齢 |
45-49
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取得年代 |
1980-1984 |
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■症例詳細データ 病理学分類 | 腫瘍様病変/炎症性類線維ポリープ(IFP) | 症例の種類 | 典型例 | 性別 | 女性 | 年齢 | 45-49 | 主訴 | 右下腹部痛。 | 病歴 | 右下腹部痛が出現し、1ヶ月後も痛みの増強があり、近医にて急性虫垂炎の診断で虫垂切除術を受けた。退院後も痛みが持続するため、外来を受診した。 | 既往歴 | 特記すべきことなし。 | 家族歴 | 特記すべきことなし。 | 現症 | 右下腹部に圧痛あり。 | 一般検査データ | 赤血球:385万。
Hb:10.1g/dl
Ht:31.8% | 経過 | 上部結腸中部に腸重積を認めた。airの圧入にて重積は一部解除され、粘膜下腫瘤様の表面平滑な隆起性病変を先進部として、回腸が上行結腸に重積しているのが確認された。外科的に切除され、組織学的に炎症性類線維ポリープ(IFP)と診断された。 | 備考 | この症例は、「臨床放射線」第36巻,第4号,497〜500頁, 1991年 に報告された例です。 |
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