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症例提示(所在地,施設名等): 青森県・ 弘前大学医学部第一内科 (Dr.福田,三上)
症例登録日 2003/08/18
画像数 13
性別 女性
年齢 55-59

X-P
内視鏡
内視鏡
内視鏡
内視鏡
マクロ
ミクロ
ミクロ
ミクロ
ミクロ
ミクロ
ミクロ
ミクロ

■症例詳細データ
病理学分類悪性リンパ系腫瘍/悪性リンパ腫
性別女性
年齢55-59
主訴便潜血陽性。
病歴検診にて便潜血反応陽性のため近医受診。下部消化管内視鏡にて直腸に隆起性病変が認められたため、当科紹介となった。
既往歴17歳時:急性虫垂炎にて手術
家族歴特記すべきことなし。
現症貧血、黄疸を認めず、表在リンパ節も触れず。肝脾腫なく、腹部に腫瘤を触れず。
一般検査データ末梢血、生化学に異常なし。腫瘍マーカーも正常範囲でIL-2 receptorも正常。
経過精査必要とみなされ、2ヶ月後に入院。直腸の小さな8mm大の隆起性病変を診断確定のためEMR。MALT lymphoma の診断を得た。ウレアーゼテストにてHelicobacter pylori陽性であったためinformed consentを得た上で除菌療法を開始した。除菌は成功し尿素呼気試験にて陰性を確認したが、初回より7ヶ月後の下部消化管内視鏡では明らかに病変は増大しており、腹腔鏡下低位前方切除術を施行した。



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