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症例提示(所在地,施設名等): 東京都・ 国立がんセンター中央病院と九州がんセンターの共同作成
症例登録日 2003/10/09
画像数 10
性別 男性
年齢 40-44

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■症例詳細データ
病理学分類炎症性・潰瘍性疾患/その他
症例の種類非典型例
性別男性
年齢40-44
主訴右下腹部痛。
病歴右下腹部痛があり、2〜3日続いたが放置していた。翌年の1月と3月にも強い右下腹部痛があり、圧痛をともなっていた。さらに同年の5月、40℃の発熱と右下腹部痛、腰痛があったため、受診した。
経過注腸検査で回盲部の偏位と、虫垂の起始部近傍で閉塞像を認め、腫瘍か炎症かの鑑別が困難であった。しかし、60日後の再検で、閉塞の程度が軽くなり、所見に動きが見られたことにより、炎症性の腫瘤と診断され、虫垂切除術が施行された。一般的な検査成績では白血球が7,300と軽度上昇している他には、異常がなかった。術後の経過は順調で、著変を認めていない。



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