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症例提示(所在地,施設名等): 東京都・ 国立がんセンター中央病院と九州がんセンターの共同作成
症例登録日 2005/09/27
画像数 24
性別 男性
年齢 35-39
取得年代 1985-1989

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■症例詳細データ
病理学分類炎症性・潰瘍性疾患/単純性潰瘍
症例の種類稀な例
性別男性
年齢35-39
主訴嚥下痛
病歴 数年前より、口内炎が頻発していたが、嚥下時に食道部の痛みを覚えるようになり、嚥下障害を来した。
 いくつかの病院を受診し、食道に潰瘍性病変を発見され、手術を勧められ紹介により来院。
 画像検査にて、中部食道に3cm大の腫瘍を認めるも、生検にて悪性所見は得られなかった。
 内服療法が3週間行われたが、大きさと形には変化なく、嚥下痛、胸痛、背部痛は持続した。
 食道腫瘍が否定できず、手術による組織学的検査の目的および疼痛除去の目的で、患者の同意の下、手術となった。
既往歴10歳代後半;虫垂切除術
現症貧血と黄疸なく、表在リンパ節腫大なし。
咽頭部に潰瘍あり。
心窩部に軽度の圧痛あり。
眼症状なし。
陰部潰瘍なし。
経過術後経過は良好で退院した。
切除標本の病理組織学的検査で、悪性所見は認められず、慢性の単純性食道潰瘍と診断された。
尚、口腔内アフタ、咽頭潰瘍はその後も認められている。



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