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症例提示(所在地,施設名等): 東京都・ 社会保険中央総合病院 (Dr.浜田)
症例登録日 2005/11/28
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■症例詳細データ
病理学分類炎症性・潰瘍性疾患/腐蝕性胃炎
症例の種類稀な例
主訴腹痛
病歴精神疾患で通院中の患者が、トイレの洗浄剤(強酸剤)を誤飲し、厳しい腹痛のため近医に入院した。
この時は胃の検査は施行出来ず、2ヶ月後、食餌の通過不良を訴えたため再受診した。
経過胃X線検査で、著明な狭小化のためと、びまん性潤型の胃癌の可能性が否定できず、手術が行われた。
備考病理所見で、胃全域に正常な粘膜表面はなく、びらん様変化を認め、胃壁の肥厚が著しかった。
粘膜下層は著明な線維化と肥厚がみられたが、癌細胞は認められなかった。
尚、この症例は「胃と腸」第37巻第13号(平成14年(2002)12月発行)に掲載されています。



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