■ご利用に際して

本サイトは、厚生労働省がん研究助成金総合研究事業および、厚生労働省第3次対がん総合戦略研究事業にて構築され、2014年3月にその事業を終了しております。現在サイトに掲載されている内容は当時の登録状況のまま公開しているため、必ずしも最新の医療に沿う内容ではない場合がございます。ご注意ください。

ご不明点がありましたら九州がんセンターまでお問い合わせください。

消化管医用画像データベースselect languagejapaneseenglishchinesekoreaspanish

Contents

関連サイト
癒し・憩いの画像データベース
患者や家族のQOLの改善を目指して、自然の風景・風情をとりいれた「癒し・憩いの画像データベース」を公開中です。美しい花や自然の景観にリラックスしてください。
詳しくはこちら
症例提示(所在地,施設名等): 東京都・ 国立がんセンター中央病院と九州がんセンターの共同作成
TIC症例
症例登録日 1999/01/01
画像数 31
性別 男性
年齢 15-19

X-P
X-P
X-P
X-P
X-P
X-P
X-P
X-P
X-P
X-P
X-P
内視鏡
内視鏡
内視鏡
内視鏡
内視鏡
内視鏡
内視鏡
内視鏡
内視鏡
内視鏡
内視鏡
マクロ
マクロ
ミクロ
ミクロ
ミクロ
ミクロ
ミクロ
ミクロ
ミクロ

■症例詳細データ
病理学分類炎症性・潰瘍性疾患/クローン病
性別男性
年齢15-19
主訴腹痛。肛門部痛。
病歴急に腹痛と下痢(10〜20回/日)を認め、肛門部に痔が出現した。某病院受診し、肛門部周囲潰瘍診断のもと、手術を受ける。然し、その後も腹痛、下痢は持続した。5ヶ月後、再び下痢。腹痛著明となり、発熱(37〜38℃)、体重減少のため再入院し、諸検査を受けるも原因不明と言われた。11ヶ月後、紹介により受診、直腸検査で大腸の多発性潰瘍を発見され、内科入院となった。
既往歴特記すべきことなし。
家族歴特記すべきことなし。
現症眼瞼結膜:貧血(-), 眼球結膜, 黄疸(-)。
口腔:アフタ性口内炎(-), その他n.p
頚部・胸部に著変なし。
腹部:平坦, 軟。  肝・膵腫なし。
右下腹部に左病(+), 抵抗(+)
腫瘤形成(-)  腹水(-)
直腸指診:狭小化(++), 疼痛(++), 腫瘤(-), 指先に血液付着(+)
会陰部:潰瘍形成(-)
四肢:著変なし。   神経学的検査:著変なし。
一般検査データ末梢血:W: 7500, R: 526万, Th: 28万4千。
尿一般:異常なし。
便一般:潜血(+), 寄生虫卵(-), トリブレー反応(+)。
血沈:1時間値:13mm, 2時間値:33mm。
生化学一般:CRP:3(+)。
大便細菌:結核菌培養 5回とも陰性。
ツ反応:陰性
胸部X線:異常なし。



▲先頭へ