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症例提示(所在地,施設名等): 東京都・ 国立がんセンター中央病院と九州がんセンターの共同作成
症例登録日 2001/12/27
画像数 34
性別 男性
年齢 75-79

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その他

■症例詳細データ
病理学分類悪性上皮性腫瘍/腺癌
症例の種類典型例
性別男性
年齢75-79
主訴右下腹部のしこり
病歴他院にて虫垂炎の診断を受け、切除術を受ける。この時回盲部は一塊となり、腹壁と癒着していた。虫垂は壊死性のため、虫垂の部分切除術のみにて閉腹された。6カ月後、皮膚瘻を形成し、その部の生検にて癌組織が証明され、精査のため入院した。
既往歴特記すべきことなし。
家族歴特記すべきことなし。
現症右下腹部に約4cm大の腫瘤があり、皮膚瘻を形成している。肝・脾腫なし。表在リンパ節腫大なし。
一般検査データ術前CEA:192mg/dl
経過注腸X線と大腸内視鏡検査で、虫垂の起始部に決壊を伴う腫瘍を認め、進行虫垂癌と診断され、右半結腸切除術が施行された。切除後、血清CEA値は正常値になった。
備考高齢者の虫垂炎の場合、癌による閉塞性のために生じた虫垂炎の可能性を考えておく必要性を示している。



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