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症例提示(所在地,施設名等): 東京都・ 国立がんセンター中央病院と九州がんセンターの共同作成
症例登録日 2000/08/16
画像数 9
性別 男性
年齢 35-39
取得年代 1980-1984

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■症例詳細データ
病理学分類憩室/憩室炎・憩室周囲膿瘍
症例の種類典型例
性別男性
年齢35-39
主訴右側腹部痛
病歴米国に出張中、右の側腹部痛が5日間持続し、食事をとると疼痛は増強した。発熱も出現したので、米国の病院を受診し、X線CTにて右下腹部の腫瘤が発見され、手術を勧められた。患者は日本での診療を希望して帰国し、来院した。
既往歴14才時、虫垂炎にて虫垂切除術。
家族歴特記すべき事なし。
現症初診時、右下腹部に圧痛と抵抗をもった手掌大の腫瘤を触れた。
一般検査データ初診時、特記すべき異常を認めなかった。(抗生物質の投与を受けていた。)
経過注腸検査を施行し、憩室周囲膿瘍と診断され、他院にて上行結腸の部分切除術が施行された。術後経過は良好で、退院したとの報告があった。
備考注腸X線検査で、バリウムの漏れ像がみられる。これは検査によって膿瘍が生じたのではなくて、手掌大の膿瘍の原因が憩室であることを、注腸検査にて正確に診断された例である。



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