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症例提示(所在地,施設名等): 東京都・ 国立がんセンター中央病院と九州がんセンターの共同作成
TIC症例
症例登録日 2001/10/16
画像数 28
性別 男性
年齢 -

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内視鏡
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■症例詳細データ
病理学分類悪性上皮性腫瘍/腺癌
症例の種類非典型例
性別男性
主訴下血(タール便)
病歴黒色便(タール便)を認めたため,近医を受診した消化管出血を疑われ上部消化管内視鏡検査を受けたところ胃に病変を指摘され,精査・治療目的にて受診した。
既往歴B型肝炎 (18歳時)
家族歴父,脳梗塞.兄,肺結核・くも膜下出血.
身体所見身長163.5cm 体重69.0kg。視診以上,貧血・黄疸を認めず.腹部平坦,軟で腫瘤を触知せず。浮腫を認めず.表在リンパ節触知せず.飲酒:2合/日,喫煙:40本/日(20〜30歳)
一般検査データ末梢血 RBC 464×104 Hb 14.1g/dl Ht 41.3%.総蛋白6.8 g/dl 肝機能に異常を認めず.血糖値89mg/dl.その他,血液検査に異常を認めず.尿検査異常なし.
経過術前胃X線で病変は胃角部大弯にヒダ集中を伴う不整形陥凹として認められ,陥凹周囲にヒダと粘膜の肥厚を伴っていた.側面像にて明らかな壁の変形が認められ,粘膜下層への浸潤が考えられた.内視鏡検査ではその陥凹内に丈のある結節状隆起が認められた.陥凹部分からの生検で高分化腺癌が認められ,幽門側胃亜全摘術が施行された.



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