■ご利用に際して

本サイトは、厚生労働省がん研究助成金総合研究事業および、厚生労働省第3次対がん総合戦略研究事業にて構築され、2014年3月にその事業を終了しております。現在サイトに掲載されている内容は当時の登録状況のまま公開しているため、必ずしも最新の医療に沿う内容ではない場合がございます。ご注意ください。

ご不明点がありましたら九州がんセンターまでお問い合わせください。

消化管医用画像データベースselect languagejapaneseenglishchinesekoreaspanish

Contents

関連サイト
癒し・憩いの画像データベース
患者や家族のQOLの改善を目指して、自然の風景・風情をとりいれた「癒し・憩いの画像データベース」を公開中です。美しい花や自然の景観にリラックスしてください。
詳しくはこちら
症例提示(所在地,施設名等): 福岡県・ 九州医療センター
政策ネットワーク症例
症例登録日 2002/02/18
画像数 26
性別 男性
年齢 65-69

X-P
X-P
X-P
X-P
X-P
X-P
X-P
X-P
X-P
X-P
X-P
内視鏡
内視鏡
内視鏡
内視鏡
内視鏡
内視鏡
CT
CT
CT
CT
マクロ
マクロ
マクロ
ミクロ
ミクロ

■症例詳細データ
病理学分類良性非上皮性腫瘍/脂肪腫
症例の種類稀な例
性別男性
年齢65-69
主訴便潜血陽性
病歴27年間に3回、原因不明の下血があった。いずれも上部消化管と大腸の精査を受けるも異常を認めなかった。今回、近医にて便潜血陽性と軽度の貧血を指摘され、精査目的の小腸X線検査で、小腸の多発性腫瘍が発見された。
既往歴21歳:虫垂切除術
62歳:胆嚢切除術
家族歴特記すべき事項なし。
現症腹部に手術瘢痕を認めるのみで、特記すべき異常所見を認めなかった。
一般検査データ末梢血、生化学等の一般検査データに、著変を認めず。
経過小腸検査で、空腸を中心に憩室と1〜2cm大の粘膜下腫瘍が多発して認められ、小腸の内視鏡検査で黄色調を示す柔らかい腫瘍であること、X線CTにてCT値より、多発性の脂肪腫を診断され、空腸切除術が行われた。
備考本症は原因不明の過誤腫性の奇形とみなされる。憩室を伴いやすく、また腸重積を生じやすい。



▲先頭へ