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症例提示(所在地,施設名等): 大阪府・ 大阪医療センター
政策ネットワーク症例
症例登録日 2002/03/07
画像数 17
性別 男性
年齢 -

X-P
内視鏡
内視鏡
内視鏡
内視鏡
内視鏡
内視鏡
CT
CT
CT
MRI
マクロ
ミクロ
ミクロ
ミクロ
ミクロ
ミクロ

■症例詳細データ
病理学分類悪性黒色腫/
症例の種類典型例
性別男性
主訴下血
病歴頻回の下血を認め、近医受診し、直腸腫瘍と診断された。
既往歴特記すべきことなし
家族歴特記すべきことなし
現症直腸診:肛門縁より約4cmに表面やや不整な隆起性病変を認めた。
一般検査データ赤血球数:474μl, 白血球数:6200
血小板数:22.6/μl, Ht: 46%.
T.P: 6.3g/dl, Alb. : 3.9g/dl.
腫瘍マーカー:正常範囲
経過典型的な粘膜下腫瘍様の形態を示したが、色素沈着が認められなかったため、melanomaと内視鏡的に判定することが困難であった。生検の結果、melanomaと判定された。また、ソケイ部リンパ節転移陽性であった。初回治療として化学療法を行い、全身転移の制御が得られた。局所病変が残存し、脱肛症状があったため、経肛門的に切除された。術後、再度局所再発し、他に病変が確認されなかったので、直腸切除術が行われた。集学的治療により長期生存が得られている。



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