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症例提示(所在地,施設名等): 北海道・ 北海道がんセンター
政策ネットワーク症例
症例登録日 2002/04/22
画像数 18
性別 女性
年齢 45-49

X-P
X-P
X-P
内視鏡
内視鏡
エコー
エコー
CT
CT
CT
マクロ
ミクロ
ミクロ
ミクロ
ミクロ
ミクロ
ミクロ
ミクロ

■症例詳細データ
病理学分類炎症性・潰瘍性疾患/その他
性別女性
年齢45-49
主訴胃腫瘤精査
病歴生来著患なく経過。\003検診目的に胃内視鏡検査施行した際、胃内に腫瘤を指摘され、精査加療目的にて入院。なお、1年前にも検診目的に胃内視鏡検査受けるも慢性胃炎以外、特記所見を認めなかった。
既往歴23才および27才時帝王切開。25才時子宮膿瘍にて手術。
家族歴特記すべきことなし
現症眼瞼結膜に貧血なく、眼球結膜に黄疸なし。表在リンパ節触知せず。胸部理学的に異常所見なし。腹部は平坦、軟で下腹部に手術痕を認めた。
一般検査データ特記所見無し。
経過臨床経過および画像診断から悪性を否定できず、患者の強い希望もあり、胃部分切除術を施行した。手術所見では同腫瘤は比較的柔らかく、胃結腸間膜が炎症性に一塊となり、一部腹膜にも癒着していた。病理組織で炎症性腫瘤と診断された。その原因として、過去の腹部手術で使用された絹糸に対する反応により、形成された肉芽腫が疑われた。



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