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症例提示(所在地,施設名等): 佐賀県・ 佐賀医科大学 (Dr.水口)
GI症例研究会
症例登録日 2002/08/27
画像数 20
性別 女性
年齢 40-44

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内視鏡
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■症例詳細データ
病理学分類悪性リンパ系・血液系腫瘍/ATL(成人T細胞白血病)
症例の種類稀な例
性別女性
年齢40-44
主訴発熱、倦怠感、下痢
病歴発熱(37〜38℃)と全身倦怠感が出現し近医を受診。抗生剤による治療で症状は改善したが、血液検査で白血球数の高値(7,100〜18,000/mm3)および白血球分画中異常リンパ球の高値(38〜59%)が持続するため、2ヶ月半後に入院となった。
既往歴特記すべきことなし。
家族歴特記すべきことなし。
現症眼瞼・眼球結膜に貧血、黄疸を認めず。口腔内、皮膚にも異常を認めず、両側鎖骨上窩、左鼠径部に8mmの弾性硬、可動性良のリンパ節を触知する。胸部に異常を認めず、腹部では肝・脾、腫瘤は触知せず。

一般検査データ便潜血(2+)

RBC: 388X10万/mm3, Hb: 9.0g/dl, Ht: 29.9%
WBC: 15,600/mm3, Abnormal lym: 64.0%
LDH: 1.954 IU/l
TP: 5.6g/dl, Alb:3.2g/dl
ESR: 54.4mm/Hr, ATLA: (+), HTLV-I virus: (+)
備考この症例は、「胃と腸」第30巻, 第7号(1995年)で発表された症例です。



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