
患者や家族のQOLの改善を目指して、自然の風景・風情をとりいれた「癒し・憩いの画像データベース」を公開中です。美しい花や自然の景観にリラックスしてください。
関連サイト
[九州がんセンター]
[国立がんセンター]
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症例提示(所在地,施設名等): 宮城県・ 仙台医療センター (Dr. 横田)
政策ネットワーク症例
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症例登録日 |
2002/09/03 |
画像数 |
9 |
性別 |
男性 |
年齢 |
70-74
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■症例詳細データ 病理学分類 | 悪性非上皮性腫瘍/平滑筋肉腫(含GIST) | 性別 | 男性 | 年齢 | 70-74 | 主訴 | 排便時出血。 | 病歴 | 排便時に出血がみられ、近医にて内痔核と診断されていた。5ヶ月後に大腸内視鏡を施行し、易出血性隆起病変と指摘された。精査目的で入院していたが、生検でgroup 3であったため、外来観察となっていた。内視鏡再検したところ、生検病理にてcarcinoid tumorが疑われ、手術目的で外科入院となる。 | 既往歴 | 40歳時, 十二指腸潰瘍。 | 家族歴 | 兄に胃癌 | 現症 | 直腸指診にて、AV3cmに下縁を有し、12時方向中心に5cm径の潰瘍病変を触知した。 | 一般検査データ | WBC:7.2, RBC: 486, HT: 43.5, Plt: 31.2,
CEA: 1.6, CA: 19-9 2.4
Serotonin: 15.6(10-30), 5HIAA 4.2(0.5-5.0) | 経過 | 直腸壁より比較的容易に剥離しうる表面平滑なElastic な腫瘍のため、良性腫瘍と考え術式をHartmannに変更した。術中迅速病理でGISTを確認した後、手術を終了した。 |

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