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症例提示(所在地,施設名等): 東京都・ 国立がんセンター中央病院と九州がんセンターの共同作成
政策ネットワーク症例 ,TIC症例
症例登録日 2002/09/12
画像数 29
性別 男性
年齢 50-54

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内視鏡
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ミクロ
ミクロ
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■症例詳細データ
病理学分類炎症性・潰瘍性疾患/潰瘍性大腸炎
症例の種類稀な例
性別男性
年齢50-54
主訴便柱狭小化、排便困難、下血。
病歴37歳時より潰瘍性大腸炎の診断で通院。投薬(サラゾピリン)を受けていた。経過中、比較的症状は安定していたが、16年後の53歳時、排便時の粘血便が増強し、排便困難、便柱の狭小化、下血が増強してきたため、注腸検査を行ったところ、上部直腸からS状結腸にかけて不整な全周性狭窄を認め、大腸内視鏡検査でも同様の所見を認めた。同時に施行された生検にて悪性リンパ腫と診断された。同時期に行われた腹部CT検査では上部直腸全体に腸管壁のびまん性肥厚を認めたが、リンパ節を含め多臓器転移は認められなかった。
既往歴26歳時:肺結核
35歳時:心筋梗塞
家族歴特記すべきことなし。
現症貧血を認めず、腹部平坦、軟で特に腫瘤を触知せず。浮腫を認めず。表在リンパ節触知せず。
一般検査データ末梢血に異常を認めず。血液生化学所見、血糖値127mg/dl、その他異常なし。尿検査異常なし。
経過腹部会陰式直腸切除術が施行された。腫瘍は膀胱後壁と癒着していたが、特に膀胱を含め他臓器への浸潤は認めなかった。



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