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症例提示(所在地,施設名等): 山形県・ 山形県立中央病院 (Dr.池田)
症例登録日 2002/10/15
画像数 29
性別 男性
年齢 50-54

X-P
内視鏡
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■症例詳細データ
病理学分類カルチノイド腫瘍/
症例の種類稀な例
性別男性
年齢50-54
主訴便潜血陽性
病歴近医にて大腸ファイバー(TCF)施行し、下部直腸(Rb)に白色調・表面平滑なポリープ2個認めたが放置。約4年後、便潜血陽性のため再度TCF施行し、Rbに表面やや不整な白色調小ポリープを認め生検。カルチノイドであった。内視鏡的粘膜切除するため入院した。
既往歴50歳時:高血圧
家族歴特記すべきことなし。
現症眼球結膜に貧血・黄疸なし。呼吸音・心音異常なし。腹部理学所見に異常認めず。顔面紅潮・気管支喘息様症状認めず。
一般検査データWBC 5200/μl,RBC 4.89×106 /μl,HGB 14.9g/dl
GOT 17IU/l,GPT37IU/l, LDH320
Adorenalin 94pg/dl,Noradrenarin 444pg/dl,Dopamin 16pg/dl
Serotonin 0.05μg/ml
経過直腸小ポリープを内視鏡的粘膜切除施行。カルチノイドであり断端陽性であった。そのため、2ヶ月後、経肛門的粘膜切除術を施行した。組織学的にカルチノイドの多発を認め、内視鏡的に残存直腸に3個のカルチノイドを認めたため、さらに直腸切断術が施行された。



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