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症例提示(所在地,施設名等): 福岡県・ 九州がんセンター
政策ネットワーク症例 ,CPC症例
症例登録日 2002/10/21
画像数 25
性別 男性
年齢 50-54

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■症例詳細データ
病理学分類転移性腫瘍/
症例の種類典型例
性別男性
年齢50-54
主訴咳、血痰。
病歴咳、血痰があり近医を受診し、左上肺の塊状影、高度貧血を指摘され、紹介にて外来受診した。
既往歴特記すべきことなし。
現症全身状態良好。眼瞼結膜は貧血様、表在リンパ節等触知せず。
一般検査データ血液一般---WBC:23010/mm3, RBC:235X104/mm, Hb:5.0g/dl, Plt:44.1104/mm3
生化学---Tp:5.2g/dl, Alb:3.0g/dl, T.Bil:0.4mg/dl, GOT:18IU/l, GPT:15IU/l, CRP:2.69mg/dl
経過胃と大腸の画像検査では著変を認めなかったため、小腸X線造影検査が行われ、空腸の腫瘍性病変が発見され、小腸の部分切除術が施行された。組織学的には未分化癌で、他臓器からの転移が疑われた。その後各種の診療にもかかわらず肺病変は増大。また、腹部にも病変が出現し、再び切除を余儀なくされた。



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