
患者や家族のQOLの改善を目指して、自然の風景・風情をとりいれた「癒し・憩いの画像データベース」を公開中です。美しい花や自然の景観にリラックスしてください。
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[九州がんセンター]
[国立がんセンター]
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症例提示(所在地,施設名等): 熊本県・ 済生会熊本病院 (Dr. 吉田)
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症例登録日 |
2002/11/05 |
画像数 |
13 |
性別 |
男性 |
年齢 |
45-49
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■症例詳細データ 病理学分類 | 悪性上皮性腫瘍/腺癌 | 症例の種類 | 典型例 | 性別 | 男性 | 年齢 | 45-49 | 主訴 | 自覚症状なし。 | 病歴 | 健診センターで健診目的にて大腸内視鏡検査を受け,横行結腸脾彎曲寄りに,20mm大のIIa+IIc病変を認めた。生検にてGroup 5の結果であったため,精査加療目的で入院となった。 | 既往歴 | 腸チフス (41歳)
痔核
| 家族歴 | 伯父に喉頭癌,大腸癌。 | 現症 | 心音・肺野異常なし,腹部は平坦で軟,圧痛なし,表在リンパ節触知せず,その他特記すべき事なし | 一般検査データ | WBC 7900, RBC 489万, Hb 15.5g/dl, Ht 46.6%, Plts 18.1万
Na 143, K 4.24, Cl 102, BUN 15.1, Cr 0.9, GOT 23, GPT 34, LDH 292, ALP 135, T-Bil 1.4, D-Bil 0.3, TP 6.6, Alb 4.4, CEA 2.7, 便潜血(+)
| 経過 | 入院後精査を行い,深達度sm2〜sm3の病変と判断した。CT,腹部超音波検査にて,リンパ節腫脹など認めず,初診より約20日後に,横行結腸部分切除術およびリンパ節廓清術を施行した。病理学組織学的には15×9mm,IIa+IIc,環周率18%,sm3,ly0,v0,n0であった。その後5年半経過した時点で再発等は認めていない。 |

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