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不応性貧血 (RA)
☆不応性貧血(RA)
RAはMDSのなかで主に赤芽球系の単一血球異形成を特徴として造血剤に反応しない貧血を主徴とする。末梢血、骨髄の形態所見を以下に述べる。 1)末梢血:①正球性~大球性貧血で、②芽球は無... (続きを読む) ☆不応性貧血(RA) RAはMDSのなかで主に赤芽球系の単一血球異形成を特徴として造血剤に反応しない貧血を主徴とする。末梢血、骨髄の形態所見を以下に述べる。 1)末梢血:①正球性~大球性貧血で、②芽球は無しか僅か(1%未満)、③大小 不同や奇形赤血球。 2)骨髄像:①芽球は5%以下、②赤芽球系にのみ異形成、③環状赤芽球は全赤芽 球中の15%以下。 欧米ではMDS総数の5~10%とされ、高齢者に好発する。本邦の造血研究班の統計では、FAB分類よるRAはMDS362例のうち156例(約43%)を占めているが、WHO分類のRAの基準に合うのは総数の約5%とされている[通山ら]。 RAの予後では、生存期間の中央値が5年程度で6%が急性白血病へ移行するとされる。 (たたむ) ![]()
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