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急性単芽球性白血病(低分化型:M5a)
白血病細胞の80%以上を単球系(単芽球、前単球、単球)が占め、顆粒球系は20%以下である。さらに単球系のうち単芽球が80%以上を占める場合を低分化型の単芽球性白血病(M5a)、80%未満を分化型の単球性白血...
(続きを読む) 白血病細胞の80%以上を単球系(単芽球、前単球、単球)が占め、顆粒球系は20%以下である。さらに単球系のうち単芽球が80%以上を占める場合を低分化型の単芽球性白血病(M5a)、80%未満を分化型の単球性白血病(M5b)と区別される。 M5aの形態学的特徴は、大型で円形から類円形核、クロマチンは粗荒で明瞭な核小体を有する。細胞質の好塩基性は強く、舌状突起を有しアズール顆粒は時に認める。 広義の急性単球性白血病は髄外腫瑠や皮膚・歯肉浸潤、中枢神経浸潤を認める。成人ではAML中3~6%であるが、小児では11%(筆者が属するCCLSG)と多い。理由としては乳幼児AMLに本型が多いことにある。乳児では11q23番染色体異常が関与していることが多い。表現型は、CD4、CD14、CD11b、CD11c、CD64、CD68、lysozymeなどが特異的とされる。 (たたむ) ![]()
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