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前駆T細胞性リンパ芽球性白血病/リンパ腫
前駆T細胞性リンパ芽球性白血病(T-ALL)はリンパ芽球性リンパ腫(T-LBL)と共にT細胞系にコミットされた未熟なリンパ芽球の腫瘍である。
T-ALLの腫瘍細胞は末梢血、骨髄を占め、T-LBLではリンパ節もしくはリンパ... (続きを読む) 前駆T細胞性リンパ芽球性白血病(T-ALL)はリンパ芽球性リンパ腫(T-LBL)と共にT細胞系にコミットされた未熟なリンパ芽球の腫瘍である。 T-ALLの腫瘍細胞は末梢血、骨髄を占め、T-LBLではリンパ節もしくはリンパ節外に腫瘤を形成する。腫瘍性病変があり、骨髄での腫瘍細胞の浸潤が25%以下の場合は随意的であるがLBLされる。 T-ALLは全体の25%を占め、小児ALLの約15%、成人ALLの25%を占めるとされる。 通常T細胞性のALLの表現型としてCD1a、2、3、4、5、7、8などが有効であり、2、5、7はT細胞成熟の初期マーカーであるがCD7陽性の場合、pro-T ALLと分類される。これにCD2、5、8が発現するとpreT ALL、CD1aが発現するとthymic-T ALL、そしてCD3が発現するとmature-T ALLとよばれる。 (たたむ) ![]()
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