■ご利用に際して

本サイトは、厚生労働省がん研究助成金総合研究事業および、厚生労働省第3次対がん総合戦略研究事業にて構築され、2014年3月にその事業を終了しております。現在サイトに掲載されている内容は当時の登録状況のまま公開しているため、必ずしも最新の医療に沿う内容ではない場合がございます。ご注意ください。

ご不明点がありましたら九州がんセンターまでお問い合わせください。

JapaneseEnglish
急性単芽球性白血病(低分化型:M5a)
 白血病細胞の80%以上を単球系(単芽球、前単球、単球)が占め、顆粒球系は20%以下である。さらに単球系のうち単芽球が80%以上を占める場合を低分化型の単芽球性白血病(M5a)、80%未満を分化型の単球性白血...
(続きを読む)
 白血病細胞の80%以上を単球系(単芽球、前単球、単球)が占め、顆粒球系は20%以下である。さらに単球系のうち単芽球が80%以上を占める場合を低分化型の単芽球性白血病(M5a)、80%未満を分化型の単球性白血病(M5b)と区別される。
 M5aの形態学的特徴は、大型で円形から類円形核、クロマチンは粗荒で明瞭な核小体を有する。細胞質の好塩基性は強く、舌状突起を有しアズール顆粒は時に認める。
広義の急性単球性白血病は髄外腫瑠や皮膚・歯肉浸潤、中枢神経浸潤を認める。成人ではAML中3~6%であるが、小児では11%(筆者が属するCCLSG)と多い。理由としては乳幼児AMLに本型が多いことにある。乳児では11q23番染色体異常が関与していることが多い。表現型は、CD4、CD14、CD11b、CD11c、CD64、CD68、lysozymeなどが特異的とされる。
(たたむ)
DATA
画像数 7
性別
年齢 00-04
症例の種類 -

DATA
画像数 9
性別
年齢 10-14
症例の種類 -

DATA
画像数 8
性別
年齢 00-04
症例の種類 -