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症例提示(所在地,施設名等): 東京都・ 国立がんセンター中央病院と九州がんセンターの共同作成
TIC症例
症例登録日 1999/01/01
画像数 32
性別 女性
年齢 55-59

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■症例詳細データ
病理学分類腫瘍様病変/Cowden病
症例の種類典型例
性別女性
年齢55-59
病歴近医で胃X腺検査を受けた際、ポリポーシスと診断され、精査にて食道、胃、直腸に多発性のポリープの存在が確認されました。しかし生検による組織学的検索では、腺腫ではないため診断名がつかぬまま、外来で長期間にわたり経過観察されました。その間36歳には、咽頭腫瘍の摘出を受け、血管腫と診断されました。その組織像は、炎症性変化を伴った乳頭腫と診断されました。また51歳時、他院で声帯ポリープの切除を受けました。さらに53歳時頃より、左乳房のしこりに気付くようになり、諸検査にて乳癌と診断され、左乳房切除術が施行されました。
組織学的にPoorly differentiated adenocarcinomaでした。56歳時、これまでの病変を総合的に検討した結果、Cowden病と診断されました。その後、甲状腺にも腫瘍が発見され、切除されました。
家族歴母に直腸癌があり、同胞と子供に皮膚と頭頚部領域にポリープが多発しています。



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