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症例提示(所在地,施設名等): 東京都・ 国立がんセンター中央病院と九州がんセンターの共同作成
症例登録日 2000/07/03
画像数 14
性別 男性
年齢 55-59

X-P
X-P
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内視鏡
内視鏡
内視鏡
CT
CT
マクロ
マクロ
マクロ
ミクロ
ミクロ
ミクロ

■症例詳細データ
病理学分類悪性上皮性腫瘍/腺癌
症例の種類典型例
性別男性
年齢55-59
主訴 なし。 (便の潜血反応が陽性のため、精査を希望)
病歴会社の定期検診にて便潜血陽性を指摘され、近医にて注腸X線と下部消化管の内視鏡検査を受けたところ、大腸にポリープを指摘された。精査治療を目的として紹介された。
既往歴異型狭心症、胃ポリープ、胆のうポリープ
家族歴父-腎臓癌 姉-糖尿病
現症 視診で異常を認めず。 表在のリンパ節や、腹部の腫瘤を触知せず。
身体所見身長169.8cm 体重64.4kg 外観上、 特記すべき異常なし。
一般検査データ末梢血に異常なし。 血清および生化学所見で異常なし。 尿検査で異常なし。 腫瘍マーカーも異常なし。
経過術前の注腸X線検査、大腸内視鏡検査では、直腸下部(Rb)に18×15mm大の亜有茎性の隆起性病変を認めた。 生検で高分化腺癌と診断され、画像所見上、粘膜下層への浸潤が疑われたため、経肛門的に切除術が行われた。 手術より10ヶ月後、腹部の超音波検査、およびCT検査にて、肝左葉S4の部位に転移(単発)が発見され、肝臓の拡大左葉切除術が行われた。



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