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症例提示(所在地,施設名等): 東京都・ 国立がんセンター中央病院と九州がんセンターの共同作成
症例登録日 2000/07/24
画像数 13
性別 男性
年齢 45-49
取得年代 1980-1984

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内視鏡
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ミクロ

■症例詳細データ
病理学分類腫瘍様病変/びまん性静脈瘤
症例の種類稀な例
性別男性
年齢45-49
主訴粘血便
病歴下痢をした際に粘液の中に少量の血液が付着したのに気付く。他院で注腸を受け、ポリポーシス様の所見を指摘され、精査の目的で入院した。これまで、門脈圧亢進を来すような疾患に罹患したことなし。
既往歴特記すべきことなし。
家族歴特記すべきことなし。
現症貧血や黄疸なし。肝・脾腫なし。腹水なし。表在リンパ節の腫大なし。腹部に腫瘤等を触知せず。体表に静脈瘤を認めず。
一般検査データ貧血なし。種々の肝機能:正常、CRP:陰性、赤沈:1時間値6mm
経過入院後、血管造影、超音波、X線CTを行うも門脈圧迫亢進症を来すような異常病変を認めなかった。厳重な監視下の下で、直腸下部の蛇行・屈曲した病変より生検を施行し、血管の異常を診断され、退院した。その後、18年たったが、その間変化は認められなかった。
備考きわめて稀な症例であるが、これまで国内外で、数件の報告がなされているにすぎない。症例数が少ないこともあって、本態は不明である。



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