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症例提示(所在地,施設名等): 福岡県・ 九州がんセンター
政策ネットワーク症例 ,TIC症例
症例登録日 2000/09/08
画像数 13
性別 男性
年齢 70-74

X-P
X-P
内視鏡
内視鏡
内視鏡
内視鏡
内視鏡
エコー
CT
CT
ミクロ
ミクロ
ミクロ

■症例詳細データ
病理学分類腫瘍様病変/近接臓器からの浸潤
性別男性
年齢70-74
主訴腹部膨満感、腹部腫瘤
病歴8ヶ月前より食思不振、腹部膨満感を自覚。2ヶ月で15kgの体重減少を認め、3月に近医受診。右上腹部に腫瘤を触知され、紹介となった。
既往歴特記すべきことなし。
家族歴特記すべきことなし。
現症右上腹部に硬い腫瘤を触知。圧痛(-)
一般検査データWBC:7180/mm3, RBC:484万/mm3, Plt:25.2万/mm3, TP:7.8g/dl, Alb:4.7g/dl, T-bil:0.6mg/dl, GOT:24 IU/I,GPT:16 IU/I, BUN:14.3mg/dl, Cr:0.9mg/dl, LDH:571 IU/ml, ALP:110 IU/ml, Amylase:397 IU/L, CRP: 2.36mg/dl, CEA:27.1ng/ml, CA-19-9:41U/ml
経過総合的に手術の適応なしと診断され、化学療法が行われた。
備考胃の画像所見からは、粘膜面よりも深部への浸潤・進展が強い胃癌、悪性リンパ腫が疑われる所見を呈した。このような所見を呈する疾患として、大腸とくに横行結腸癌や膵癌からの浸潤を考えておく必要があることを示した例である。



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