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症例提示(所在地,施設名等): 東京都・ 国立がんセンター中央病院と九州がんセンターの共同作成
TIC症例
症例登録日 2001/05/08
画像数 18
性別 男性
年齢 65-69

X-P
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内視鏡
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マクロ
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■症例詳細データ
病理学分類悪性非上皮性腫瘍/平滑筋肉腫(含GIST)
症例の種類典型例
性別男性
年齢65-69
主訴なし。
病歴十二指腸潰瘍で経過観察中の上部消化管検査で、胃体部に1.1cm大の粘膜下腫瘍(SMT)を発見された。3年3カ月後、この腫瘍が約2.5倍増大し、隆起の背も高くなったため、入院となった。
既往歴23才時---肺結核。
38才時---十二指腸潰瘍。
家族歴父と母に共に胃癌
現症特記すべき異常所見なし。
一般検査データ末梢血、血清生化学、腫瘍マーカーは正常範囲。
経過胃の粘膜下腫瘍に対し、局所切除術が行われた。腫瘍は2.4×1.5cm大の粘膜下腫瘍(SMT)で、粘膜下層(sm)と固有筋層(mp)を主体とした充実性の腫瘍で、組織学的には平滑筋肉腫と診断された。
備考胃の粘膜下腫瘍で、増大傾向がある病変は、切除の必要性があることを示した例である。



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