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症例提示(所在地,施設名等): 九州がんセンター
政策ネットワーク症例 ,TIC症例
症例登録日 2001/06/04
画像数 24
性別 男性
年齢 55-59

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内視鏡
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■症例詳細データ
病理学分類悪性上皮性腫瘍/未分化癌
症例の種類稀な例
性別男性
年齢55-59
主訴食欲低下
病歴食欲低下と体重減少のため、近医を受診し、検査にて食道の狭窄され、紹介により入院となった。
既往歴3年前に脳内出血。
家族歴父---脳梗塞、母---皮膚癌
現症貧血、黄疸なし。右頚部に48×37mm大のリンパ節を認める。
一般検査データ末梢血液像:著変なし。
血清生化学:著変なし。
腫瘍マーカー:SCC 2.3ng/ml,その他正常範囲
経過胸部CTにて胸部中部食道は、全周性に壁が肥厚し、周囲のリンパ節と一塊になっているのが認められた。また、左心房に圧排を認め、浸潤を疑われた。このため、stage III~IVと判定され組織型、病期よりchemoradio therapy の適応となった。
備考食道の小細胞型の未分化癌は、頻度的には少ない。長い範囲にわたって粘膜下腫瘍様に浸潤していく傾向がある。画像的には、腺癌、種々の粘膜下腫瘍、悪性リンパ腫などとの鑑別が必要となる。



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